【CD】わらび座の民舞指導ミュージックCD<3>
全7曲収録
※この商品はCDです
※簡単な楽譜と歌詞カード付
【収録曲】
1.鬼剣舞[初級・中級] 岩手県北上を中心とした地域で踊られてきたこの踊りは、厳しい自然とたたかってきた農民たちの豊かな実りへの願いが込められています。剣舞というのは、激しく大地を踏みしめ、悪魔退散を祈った反閇(へんばい)からきたと言われています。わらび座では南部三閉一揆を舞台化した歌舞劇「東北の鬼」などの作品の中で一揆を戦い抜いた百姓たちの精神的支柱として、鬼剣舞を取上げ再構成し踊ってきました。
2.傘踊り 鳥取では毎年「シャンシャンまつり」が行われます。シャンシャンというのは、番傘にきれいな飾り物をして、鈴をつけて回すとシャンシャンという音がするからでしょうか。その傘を“雨よふれ!”とばかりに天に向かって突き出しながら回す特徴は農民の豊作(雨乞い)への強い願いがあるようです。
3.ソーラン節(鏡面付) ソーラン節は北海道のニシン漁でうたわれていた歌です。ニシン漁はその期間しか出来ないものですから、徹夜が続き大変な重労働になります。板子一枚へだてた下は冬の荒海。眠気や疲労を吹き飛ばすために、「ソーラン、ソーラン」と声をかけ、気を勇めあって作業をしたと言われています。
4.ハイヤ節 ハイヤ節は熊本県の天草半島にある牛深市の民謡で、漁師のおかみさんたちのきっぷのいいうたっぷり、踊りっぷりが一番の、魅力です。この唄が江戸時代の貿易船、北前船によって全国に伝えられ、鹿児島のハンヤ節はもとより四国の阿波踊り、佐渡おけさ、津軽のアイヤ節などに大きな影響を与えたと言われています。
5.やさしい篠笛教室 初めて笛を吹かれる方のために、吹き方、音の出し方、指使いを中心に1オクターブまで吹けるように作りました。何よりも粘り強く、根気よく、繰り返し練習してください。ある程度音が出るようになりましたら、自分の知っているやさしい曲を吹くのもとてもよい練習になります。
6.三宅島木遺太鼓 三宅島は東京の沖合180kmに浮かぶ島で、伊豆諸島の中でも最も噴火回数の多いところです。少しでも遠くまで音を響かせるために、太鼓を横にしてその両面を気合をそろえて腰を落とし、全身を使って打ち抜きます。
7.秩父屋台囃子 埼玉県秩父の夜祭は12月3日に行われます。厳しい自然環境で米がとれない中でも、家族総出でカイコを飼い、絹を織って生きてきた秩父の人々にとって、このお祭りはその年最後の絹大市の日でした。この屋台囃子には自分たちの暮らしを前へと押進めていったエネルギッシュな歴史が刻み込まれています。秩父の人たちの心意気を豪快に叩いてみて下さい。