FRONTRUNNERS こどもホスピス創設者　田川尚登

Children Hospice Founder – Tagawa Hisato

小児がんや心臓病など、長く生きることが難しい病気と闘う子どもたちと、その親たち。病院と自宅を往復する生活で社会から孤立し、疲弊する人がほとんどだ。
こうした親子を支えるため田川尚登は民間の「こどもホスピス」を開設した。田川も小児がんだった娘を6歳で失い、治療を優先して娘に楽しい経験を我慢させたことへの悔いが重く残った一人だ。子が最期の時を迎えるまで、治療とは別の生き生きとした時間を過ごし、亡くなった後も親が後悔しないような取り組みを目指す。

横浜こどもホスピス　うみとそらのおうち　代表の田川尚登。

次女を小児がんで亡くした経験から、東日本で初めてこどもホスピスを設立した。

心臓病を持つ、１４歳の女の子

こどもホスピスで、田川たちと一緒におやつを食べる親子。

心臓病を持つ娘の介護を、ほぼ一人で行っている母。

田川は、こどもを亡くした親のケアも行っている。

FRONTRUNNERSのホームページよりオンデマンドでの視聴が可能です。https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/tv/frontrunners/