長編記録映画 ベトナム
購入
貸出
価格:5500円(本体5000円+税)+送料本編100分
1968年2月、ベトナム全土は解放勢力によるサイゴンをはじめ主要都市に対する「テト一成攻撃」で湧き上がっていた。その頃、北ベトナムでは、ホー・チ・ミンの「独立と自由ほど尊いものはない」の呼びかけに多くの若者たちが職場に向かった。その中に補給のために道路づくり、修理などに携わった「青年突撃隊」の姿が…。
美しく晴れたある日のハノイ、500人の青年たちを乗せた20台のトラックが国道一号線を南に向けて出発した。国道一号線は南北に分断されたベトナムの二つの首都、ハノイとサイゴンを結ぶ「統一の道」である。この道を一路南へ。絶えず戦闘と建設の第一線を切り開きながら前進する「青年突撃隊」の足取りを追って、ドラマが展開してゆく。
青年たちは、前線の各地で不屈に戦う人々の姿に接してゆく。高射砲を撃つ74歳の老人民兵、何百発の爆弾にもめげず橋を守り抜く兵士たち、数学の勉強から始めて80ミリ砲をマスターした沿岸大砲隊の娘たち。
「破壊には、それを上回る建設で立ち向かう」戦いにとって欠くことのできない重要な任務だ。爆撃で破壊された輸送路の復旧、不発弾の処理。「一週間でベトナムを石器時代に戻してやる」とアメリカの将軍は豪語したが、人々は地下壕の中で、詩を口ずさみながら戦い、そして生活をしていた…。