中村哲医師の記録映画を世界へ!

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クラウドファンディング 期間
2023年6月14日~9月14日まで
中村哲医師の記録映画 製作委員会
(スタッフ)
谷津賢二(『劇場版 荒野に希望の灯をともす』監督)
上田未生(『劇場版 荒野に希望の灯をともす』構成・プロデューサー)
櫻木まゆみ(『劇場版 荒野に希望の灯をともす』編集)
                         ほか

クラウドファンディングには530人以上の方々からの960万円を超えるご支援をいただきました

皆さまのご支援に心より御礼申し上げます。現在は英語版の編集作業を進めております。今後の製作・公開の予定は以下【英語版映画制作スケジュール】をご覧ください。

クラウドファンディングサイト( For Good)

https://rescuex.jp/project/67922

村哲医師の記録映画を世界へ

 ― 英語版制作プロジェクトが始動します

日本国内観客数5万人突破!多くの人から届いた「世界へ」の声              

昨年公開した映画『劇場版 荒野に希望の灯をともす』は、戦乱と干ばつで苦しむアフガニスタンで、人々の命を救おうと長年活動を続けた中村哲医師の姿を記録した1000時間におよぶ映像をまとめた記録映画です。

ドキュメンタリー映画としては記録的な観客数5万人を超え、今もロングランを続けています。あまり宣伝をしていないながらも、人から人へと口コミで広がり、劇場公開に続き、自主上映でもさらに全国へ広がっています。

そんな中、映画を観た方々から「ぜひ世界へも紹介して欲しい」というご要望が多く寄せられました。
真の平和とは「命を大切にすることに尽きる」とは、中村医師の言葉です。その思いが、ロシアのウクライナ侵攻などにより、世界各地で戦乱に巻き込まれながらも必死に生きようとている多くの人々を励まし、戦乱を止めようと行動する人々の一縷の希望になればと強く願わずにはいられません。

世界にそのメッセージを届けることは、今、とても意味のあることだと思います。

多くの人々の思いを集める クラウドファンディング

21年にわたり映像を記録し、映画を製作した日本電波ニュース社は20人あまりの小さな映像製作会社です。今回、1000時間におよぶ映像を、いちから再編集するための費用を簡単に捻出する財政的余裕が残念ながらありません。

そこで、中村哲医師の思いを世界へ届けるということに共感してくださる方々にクラウドファンディングを通じてご支援をいただき、その方々と一緒に、日本から世界へ中村医師の思いを届けられれば、それほどこの映画にとって幸せなことはないと考えました。どうぞよろしくお願いいたします。

英語版制作に再編集が必要なわけとは・・

日本で公開した映画『劇場版 荒野に希望の灯をともす』は、中村医師の言葉を軸にまとめた記録映画です。日本人の心に深く響く中村医師の高邁な言葉を軸として、映像が展開する構成となっています。英語版制作を検討する中で、海外のドキュメンタリー映画の制作や配給に知識を持つ専門家の方々にご意見をいただきましたところ、中村医師に関する基本的な知識や、日本そのものを知らない人々に理解してもらうには、もう少し映像を軸とした構成に再編集をする必要があるだろうという意見がほとんどでした。

海外の人たちにも中村医師の思いをしっかりと理解してもらい、アフガニスタンの人々に対する固定観念を取り払い、「平和のために本当に必要なこととは何なのか」を真剣に考えて欲しいという本作のテーマを考えた時、多様な文化や考え方の人々にも届くような映像構成に再編集を行うことが必要という結論に至りました。

クラウドファンディングで集めた資金の使い道

過去1000時間におよぶ映像を最初からラッシュ(素材を全て見る作業)し直し、半年間にわたる再編集を行います。映像劣化の激しいものはレストア(専門業者への修復を委託)します。また、英語字幕の作成、英語によるナレーションの録音をはじめ、テレビ放送を基本としていた映像や音の設計を映画向けのものに再設計し直す変換作業も行います。そうした数々の再編集作業の人件費、実費にご支援で集まった資金を当てさせていただきたいと考えています。

英語版を世界へ届けるには、国際映画際への参加や専門の配給業者へ委託するための費用も必要となりますが、そうしたことのために助成制度に応募することも検討中です。

■クラウドファンディング サイト

「中村哲医師の記録映画を世界へ」サイトリンク

https://rescuex.jp/project/67922

映画『劇場版 荒野に希望の灯をともす』の概要

中村哲医師は35年という長きにわたり、パキスタン・アフガニスタンで医療支援を続けました。干ばつによって、子どもやお年寄りの命が次々と失われていくのを見て、用水路建設に乗り出す決意をします。土木の専門家は誰ひとりいない現地で、不安を訴える地元農民やスタッフに中村医師は呼びかけました。

「われわれは小さい組織だが、ともに人々の心に灯をともそう」

戦乱と干ばつが続くアフガニスタンの人々のささやかな願いは「ふるさとで家族と一緒に三度のごはんを食べる」という素朴なもの。彼らの暮らしと命を守るため、空爆が続く中、いくつもの困難を現地農民たちとともに乗り越え、27キロ以上の用水路建設を行いました。荒れ果てた田畑に水を送り、65万人以上の命を支える緑豊な大地をよみがえらせました。

残念ながら、2019年12月、中村医師は現地で何者かの銃弾に倒れ、亡くなりました。

しかしその後も、現地の人々によって、医療支援や用水路事業が引き続き行われています。現地の活動は35年以上にわたり、日本の人々から寄せられた寄付金によって支えられています。

■クラウドファンディング サイト

「中村哲医師の記録映画を世界へ」サイトリンク

https://rescuex.jp/project/67922

今回 For Goodというクラウドファンディングの運営サイトにお世話になります。中村哲医師の故郷である福岡県にオフィスがあるボーダレスジャパン傘下の運営サイトです。初めて問合せた際、For Goodのスタッフの多くが、既に映画を観てくださっていると聞き、中村医師が引き合わせてくれた縁のように感じ、お願いすることにしました。

■英語版映画制作スケジュール(予定)※2023年9月に改訂しました。

【2023年5月~12月】再編集 (オフライン編集)、オンラインスタジオにて完パケ作業
【2024年2月】関係者試写(国内 試写会)
【2024年3月~5月】最終調整、完成
【2024年6月~】各国映画祭へ応募、プレミア上映、世界へ配給

■応援メッセージ

村上優さん(中村哲医師の活動を支え続けたペシャワール会会長・医師)

 この映画によって、日本で多くの人々に中村哲医師の姿が具体的に目に焼き付き、心に刻まれました。40年前から続けてパキスタン北西辺境州(旧)から東部アフガニスタンに留まり人々の命―それは病であれ、戦乱であれ、貧しさであれ、さらには地球温暖化の結果としての干ばつであれ―を支えるために苦闘した日本人とアフガニスタン人がいたことは世界の人々の心の片隅に届けたいことです。「平和とは理念ではなく現実の力なのだ」と中村医師が語っている実践記録です。

塚本 晋也(映画監督・俳優)

中村哲さんの魂が、混迷した時代に、進むべき道を指し示す。

自ら動き、戦争の愚かしさを訴え、人々の命に光をあてる。圧巻だ。
アメリカの軍用機が飛び交う中、命の河を掘り進める。
その20年にわたる記録を撮り切った撮影隊にも敬服する。
今、全ての人が見るべきドキュメンタリーだ。

サヘル・ローズさん(俳優・タレント)

中村先生のコトバ一つ一つに魂を感じては泣いた。
『自分の出来ることを、する』
もがきながらも、突き進む姿。先生の眼差しの先にはいつだって『ひと』がいる。
今の時代に、今の私たちに、必要な助言が溢れている今作。
『先生、今の時代をどうみていますか?正直、生きてて欲しかった。』と最後に何度も呟いた。

想田 和弘さん(映画作家)

人間は、街や村を破壊し、無数の人々を不幸のどん底に落とすことができる一方で、砂漠に水を引き、緑を蘇らせ、無数の人々に幸福をもたらすこともできる。すべては私たちの選択にかかっている。
私たちは中村医師に続かなければならない。

この映画を全世界のあらゆる人に観てほしい。
特に権力のある政治家たちには必修にしたい。

武田 砂鉄さん(ライター)

人間が人間を信頼する、その原初的な姿を、土埃が舞う地表に見た。
戦闘機からは、ヘリコプターの上からは、人間は見えないのだ。

スタッフからご挨拶

谷津賢二(映画「荒野に希望の灯をともす」監督)

映画『劇場版 荒野に希望の灯をともす』の公開からおよそ1年。今も日本各地で上映が続き、観客数動員はおよそ5万人というドキュメンタリー映画としては異例の数字となりました。
何故これほどたくさんの方々に観ていただけたのか?それは中村哲医師の生き様が、人間が根源的に持つ「良心」を目覚めさせるからだと思うのです。「人にとって本当に大切なものは何なのか?」「本当の平和とは?」と中村医師から問いかけられ、良心が目覚めるのです。「希望、信頼、平和」といった言葉が力を失いつつある中で、多くの人々が中村医師に励まされ、そうした言葉にもう一度力を注ぎ込もうと思ってくれるのだと思います。
英語版を通して「人間が根源的に持つ良心」を世界にも伝えたいと思います。そのために、皆さまの力をお借りできればと切に願っています。どうぞ、よろしくお願いいたします。

上田未生(映画「荒野に希望の灯をともす」構成・プロデューサー)

映画『劇場版 荒野に希望の灯をともす』は中村哲医師がパキスタンやアフガニスタンの活動の中で、日々続けられた報告や著作の中から選びぬいた言葉にそって、谷津監督をはじめ大勢のスタッフが21年にわたり記録した映像を構成した映画です。たとえ表現する言語が変わっても、中村哲医師の一貫した実践と、そこに根差す思いが伝わる映画にしなければならないと身の引き締まる思いです。

今、再編集のために1000時間に及ぶ映像を、いちから見直し始めたところです。中村医師はいつもどんな厳しい局面でも、人々の心に希望の灯をともし続けてきたことをあらためて感じます。

戦争や気候変動に苦しむ人が増え続ける世界に、皆さんと一緒に、中村医師の思いを届けたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

最後に

2019年12月、中村哲医師はアフガニスタンで何者かの凶弾に倒れ亡くなりました。大変残念なことですが、その後も、中村医師の活動は現地の人々によって続けられています。どんな困難があっても、けして諦めずに活動を続けた中村医師のひたむきな姿は、絶望的な状況だったアフガニスタンの人々に希望を与え続けました。

この映画をご覧になった多くの人から聞いた言葉、それは―

“映画を見終わった今、自分にも何かできそうな気がする”いうものでした。

気候変動や紛争を前に、悲嘆にくれる世界の人々が、この映画で、少しでも希望を感じてくれたらと願わずにはいられません。

“人は愛するに足り 真心は信ずるに足る”

とは、中村医師の言葉です。厳しい現実があっても、常に人の真心を信じ続けた医師の思いを世界へ届ける。それが、紛争の止まらない世界へ向けて、今私たちができることのひとつではないでしょうか。皆さんと一緒に、ぜひ荒野に希望の灯をともしたいと思います。

ご不明な点などがありましたら、以下へお問合せください。

■中村哲医師の記録映画 製作委員会 代理支援係(日本電波ニュース社 内)
03-5765-6810
info@ndn-news.co.jp

中村哲医師の記録映画 製作委員会
(スタッフ)
谷津賢二(『劇場版 荒野に希望の灯をともす』監督)
上田未生(『劇場版 荒野に希望の灯をともす』構成・プロデューサー)
櫻木まゆみ(『劇場版 荒野に希望の灯をともす』編集)
                         ほか