RISIGN 災害備蓄食品を廃棄せずに地域の必要な人へ!寄付マッチングベンチャー創業者 関芳実、菊原美里

●NHKワールド
2022年7月27日(水)11:30〜、16:30〜、22:30〜、翌(28日) 4:30〜 
●NHKBS1(英語での放送)
2022年8月1日(月)4:30~
(制作スタッフ)
ディレクター・撮影:福田玲音
編集:村瀬陽亮
企画・プロデューサー:江南亮

Tackling Food Poverty with Rescued Rations
Social Business Founders – Seki Yoshimi & Kikuhara Misato

東日本大震災を期に各自治体は、企業に従業員3日間分の災害備蓄用品を備える努力義務を条例で定め、防災食市場は10年間で1.8倍に増えた。しかし、災害時ではない日常に備蓄食を食べる習慣が弱く、賞味期限が近づくと大量に捨てられている。一方、コロナ禍で、若年層や女性の貧困問題が表面化。食料確保がままならない人々への対策が課題となっている。これらの同時解決を目指し、起業したのが、横浜市立大学の関芳実と菊地美里の学生2人だ。捨てず寄付したいと考える企業と、それを必要とするフードバンク、シングルマザーのシェルターなどを独自サイトでマッチングしている。そのほか、賞味期限切れが近づいた備蓄食を日常で広く消費してもらうため、アルファ米をパンの原料にする挑戦も始まった。

企業に保管される賞味期限間近の備蓄食
留学生寮へのマッチング
アフファ米の工場
百貨店でアルファ米を原料にしたパンを販売
(制作スタッフ)
ディレクター・撮影:福田玲音
編集:村瀬陽亮
企画・プロデューサー:江南亮