Asia Insight「フードロス削減最前線〜台湾・台中〜」
2023年5月1日(月)
11:55-12:25

世界全体で食品の1/3が捨てられる一方で9人に1人が飢えに苦しむフードロス問題。台湾の台中市では、行政主導で徹底したフードロス削減に取り組み成果を上げている。 台中市は2016年に台湾で初めての条例を制定。市が運営するフードバンクには賞味期限が近くなった食品や寄付された生活物資が集められ、生活困窮者に定期的に届けられている。生鮮食料品については公営市場に売れ残った食品用の冷蔵庫が設置され、社会福祉団体の高齢者向けの食事サービスに活用されている。さらに家庭からの生ごみはバイオ発電に使用され800世帯の電気を賄っている。台中のフードロス削減の最前線をルポ。



